夏は、汗とか、皮脂とか、汚れとか、
ニキビにとって油断ならない敵が多いですね。
そんな敵の一つ、紫外線について解説します。
紫外線の強い季節や時間帯、場所などについてしっかり把握して、
肌にダメージを与えないようにしましょう。
紫外線が強くなる季節は?春からすでに強いぞ!
気象庁の統計によると
紫外線が1番強いのは、やっぱり7月〜8月の夏。
紫外線は太陽の高さが高いほど強くなる性質があるため、
夏至前後が最大となるようです。
ですが、夏が来る前、春先にはすでに紫外線量がかなり高い状態です。
夏の70%くらいの量で降り注いでいます。
5月や6月も油断しないようにしましょう。
戦いは春から始まっています。
世間的に「春が1番紫外線が高い!」と言われることもあります。
気象庁によると
それは、紫外線の中の「UV-A」という波長のものだそうです。
紫外線には、3種類の波長があります。
- UV-A:オゾン層で吸収されにくい
- UV-B:オゾン層でほとんど吸収されるが、一部が地表に届く
- UV-C:オゾン層で吸収され、地表には届かない
春は上空のオゾンが多いため、
「UV-B」「UV-C」はオゾンに吸収され、
あまり地表に届きません。
「UV-A」はオゾンに吸収されにくいため、
オゾンが多くても、地表に届きます。
この時期は当然「UV-A」の量が多くなるそうです。
その後、夏以降はオゾン量が減っていくため、
「UV-B」が地表に多く降り注ぐようになります。
結果、
夏は、「UV-A」と「UV-B」が降り注ぐため、
紫外線量が多くなるようです。
1日の中では正午前後に要注意!
1日の中では、太陽の高い時間、
すなわち、正午前後に紫外線量が多くなります。
地域で言えば、北国よりも南国の方が
太陽の位置が高いので、紫外線も強くなります。
紫外線量は、太陽の位置だけではなく
オゾン量や、大気の状態にも影響されますので、
多少の誤差はあると思いますが、基本は上記のようになると頭に入れておけばよいでしょう。
紫外線の強い時期には、外出しないようにするか、
日焼け止めを忘れないようにしましょう。
注意!紫外線は涼しい所でも降り注ぐぞ!
紫外線は暑いところで降り注いでくるイメージですが、
必ずしもそうではありません。
標高が高い山でも紫外線が増加します。
山では1000m上に行くごとに、およそ10%ほど紫外線が増加するそうです。
海だけではなく、山に行く際にも、
紫外線ケアは忘れずに行いましょう。
ちなみに、
環境省のデータによると
日陰は日向の50%の量の紫外線が降り注ぎ、
屋内は屋外の10%の量の紫外線が降り注ぎます。
※出典:環境省 紫外線環境保健マニュアル2008より
日陰でも結構あるのですね。
日陰だからといって油断しないようにしましょう。
ええ!冬も!?雪山も紫外線が増加!
冬でも紫外線量が増えることがあります。
それは、雪による反射。
夏の暑い日に、壁や地面のコンクリートから
日差しの照り返しがすごいことがありますよね。
冬も同様に反射があります。特に気をつけるのは、雪山。
前述の環境省の図によると
雪は紫外線を80%以上も反射するそうです。
ですので、単純に計算しても
雪山に行けば、通常の180%の紫外線を浴びることになります。
ひえ〜!!!
冬の雪山は要注意ですね。
スキーやスノーボードをしていると、
日焼け止めを塗り直すことも忘れがちです。
雪山に行くときには、日焼け止めを忘れずに塗りましょう。
どおりで、スキーをすると、
ものすごく日焼けするのは、そういうことだったのか。。。
ちなみに、夏の砂浜では、
およそ25%が地面から反射してくるようです。
上からも下からも大変です(笑)。
よしぞうはこう思いました
よく「春に紫外線が多い」と耳にしますが、
やっぱり、夏が一番多いのですね。
それにしても、上からも下からも、
そして冬も、と、逃げ場がないですね。。。。参った。
よしぞうは、夏場は必ず、
都心では、地下鉄の地下道を通るようにしています。
日に当たらなすぎるのは、体によくないのですが、
なるべく、肌にダメージを与えたくないですからね。
夏のキャンプなど、山はうっかりしそうですね。
高い山になればなるほど、紫外線が高いとは。。。
涼しいところでも日焼け止めが必須です。
そして、家に帰ってきたら、
ローションで肌をケアしないと、後で大変ですね。
ニキビの炎症がさらに悪化しそうです。
治ったと思ったニキビも、奥の方では炎症が残ってる場合がありますからね!
皆さんも気をつけてください!
当サイトでは、
紫外線量をチェック出来るiPhoneアプリも紹介しています。
あなたにおすすめの関連記事はこちら!




